レポート

独身、子育て経験ゼロの広報部員Xが体験してみた!障がい児研修レポート②

皆さん、こんにちは!独身、子育て経験ゼロの広報部員Xです。前回の障がい児研修①からだいぶ時間が経ってしまいましたが、この度X、障がい児研修②に参加してきました!(パチパチ)

今回の講師も自身が障がい児のママであり、eキッズコーディネーターの曽根さんです。保育に関する知識が増えてきたX、果たして今回も無事乗り切れるか…!!!

Step1:全部言える?発達障がいの種類

早速、「皆さんは発達障がいの種類と特徴を言えますか?」と質問をしてくる曽根さん。
正直に言うと、大まかな分類は知っているけれど特徴は自信がないので、当たるな~当たるな~と念を送ります。そんなXを横目に「まずは自閉症スペクトラム症で、特徴は……」とスラスラ回答していくシッターさんたち。さすがです…!

中でも今日は「高機能自閉症/アスペルガー症候群(ASD)」「注意欠如・多動症(ADHD)」について深く学んでいきます。

要約するとこんな感じ!

高機能自閉症/アスペルガー症候群(ASD)

特徴 長所
・基本的に言語の遅れはなく、知的は正常
・人間関係や社会関係を持つことの困難さ
・強いこだわりを持つ
・変化への困惑
・正義感が強く、真面目
・論理的思考、理数系に強さを発揮
・パソコンなどの機器関係に強さを発揮
・記憶力が抜群

注意欠如・多動症(ADHD)

特徴 長所
・物事に注意を向けたり、注意を持続することの難しさ(不注意)
・落ち着きがないなどの多動性
・だしぬけにものを言うなどの衝動性
・創造性の高さ
・人助けが好き、行動力がある
・変化に敏感
・好きなことに対して抜群の集中力
・正義感が強い

なるほどなるほど…
なんて感心していたら、もう関わり方まで進んでいる!
覚えることが多すぎて、X、メモを取る手が止まりません。

Step2:言葉の発達って簡単じゃない

Step1が終わり安心しているところに、「言葉が育つために必要なことって何でしょうか~?」と質問してくる曽根さん。まったく曽根さん!Xを休ませる気はありませんね!?

実は言葉が育つためには、クリアしていないといけないことが4つあるみたいなのです!!

①言葉を聞き分ける『聴力』が発達していること
②言われたことが理解できる『知能』が発達していること
③発声するための『運動機能』が発達していること
④子ども自身に話すという『欲求』があること

なんだか難しいですが、話したいという意欲を育てることが一番大切なんだそう。確かに、大人だって話したいこと伝えたいことがあるから話すのであって、子どもも同じだよな~大きな学びになりました。

その後も言語障がいや言葉の遅れの原因、構音障がい、吃音について学びあっという間にStep2が終了です。

Step3:障がい児家庭の保護者支援・家族支援

最後のミッション。ここが今回の研修の一番大切な部分です。親の障がい受容や受容までのプロセス、受容のために必要なこと、ベビーシッターの私たちができることなどを学んでいきます。

いきなりですが、ここで読者の皆さんに質問です!
【問】あなたがベビーシッターだったとして、障がい児家庭にできることってなんだと思いますか?①~③の対象者別にお答えください!

①子ども本人に対してできること
②保護者の方に対してできること
③きょうだい児に対してできること

はい!時間で~す!
正解はないのですが、今回の研修ではこのような回答が出ました。
①子ども本人に対して
その子の気持ちを尊重し、その子に寄り添った保育を行う/長所を伸ばす/できるだけ多くの体験・経験を一緒にする/否定しない/信頼関係を構築する/障がいや病気を理解する
②保護者の方に対して
保護者の方の気持ちに寄り添いながら話を聞く/気持ちを理解する/要望を正確にくみ取り、密な連絡・共有を心がける/否定しない
③きょうだい児に対して
障がい児のきょうだいとして接するのではなく、その子をその子として受け止める/その子との会話を持つ

わー!すごく素敵な答えばかり!
話を聞いたり共感したり、これらのことは特別な知識がなくてもできますね!X自身、様々なご家庭にインタビューさせていただく機会もあるので、とても良い勉強になりました!

最後に…

3部構成の障がい児研修、なんとか②まで終わらせることができました(長いようであっという間だった…)。③は児童発達支援士の資格をお持ちのシッターさんを講師に迎え、他害や自傷のある子どもの対応や実際に障がい児を見ているシッターさんの事例を交えながらの研修になるそうです。今から緊張です!

今後もレポート記事では、様々な研修を取り上げていきますので、お楽しみに!

※本ページの内容は、特に記載のないものを除き、記事執筆時点でのものになります

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