赤ちゃんと関わってみよう~eキッズ訪問保育ならではの就労体験~
さまざまな障がいを抱えている子どもは将来に備えて働くことを学んだり、アルバイトで社会経験を積むことが難しい状況にあります。
障がい児に特化したサービスを提供するeキッズ訪問保育では、障がい児をベビーシッティングするだけでなく、障がいのある子もない子も平等に、そして自由に仕事を選択できる機会をもっと増やせないものかと、模索してきました。
そして、今回企画したのが「就労体験イベント」です。
トライアルとして第1回は、eキッズ訪問保育で働いているベビーシッターのお子さま3名に、乳幼児のベビーシッティングを体験してもらいました!
ドキドキ、ワクワク、初めてのベビーシッターのお仕事
イベントが行われたのは、昨年12月27日。
参加者
・Aちゃん(小学生女の子)
・Bちゃん(養護学校生⦅軽度障がい⦆女の子)
・Cさん(就労支援⦅自閉症⦆女性)
3名のうち2名が、障がいを持っています。
ママたちが「障がいのあるなしに関わらず、仕事を経験することで社会と接する良い機会になれば…」とのことで参加を決めてくださいました。
3人とももちろんベビーシッター初挑戦です!
当日の様子
当日の保育は9:30~16:30まで、ほぼフルタイムのスケジュールです。
長丁場な上にベビーシッター経験がゼロということもあり、eキッズのベビーシッターがマンツーマンでサポート。
困ったり悩んだりしたら横から手助けし、アドバイスするという万全の体制をとっているので、心配はいりません!
赤ちゃんにご飯を食べさせ、遊んだり抱っこしたり、お茶を飲ませてあげるなど、ベビーシッターが普段やっている仕事と全く同じ保育内容。
できるかな?大丈夫かな?とドキドキで様子をうかがう先輩シッターの心配をよそに、3人は終始笑顔で楽しく、一生懸命に赤ちゃんのお世話をしていました。
体験してみてどうだった?参加者と保護者のリアルな声
初めてのベビーシッティングを終えて、参加者と保護者の方に感想を聞いてみました。
B子さん(Bちゃん母):
高1になった娘に、『働くこと』や『お金の価値』を学んでほしいと考えていました。
学校の友だちや放課後等デイサービスの職員さんにも、『バイトするんだ』と話していたそうで、自信にも繋がったことと思います。
障がいの有無に限らず、こういった体験は少子化の今、とても良い機会になると思います。
Bちゃん:
初めてのバイト、とても嬉しかったです。赤ちゃんや小さい子どもたちと遊んで楽しかったです。赤ちゃんを抱っこするのは重たそうで怖かったけど、抱っこしてみたら大丈夫でした。
また、次回も参加したいです。
C子さん(Cさん母):
娘はイベントの前から赤ちゃんをあやす練習などをして、とても楽しみにしていました。小さい子どもへの接し方を通して、優しい気持ちや思いやりの気持ちを学べると思います。また、こういう体験はこれからの子どもたちにはすごく大事なことだな、と感じました。
Cさん:
赤ちゃんがかわいかったです。いろんな遊びをして楽しかったです。またやってみたいな。
頑張る人を笑顔にするために、これからも…
就労体験終了後、お仕事を頑張ってくれた3人にちょっとしたお礼をプレゼント。
初めて自分が働いて手にしたご褒美に、笑顔がはじけていました。
ベビーシッターの仕事が子どもたちの社会勉強に役立てばという思いから実施した就労体験イベント、今後はeキッズ訪問保育の中だけでなく、地域の子どもに向けて開催していきたいと考えています。
4月に第2回開催を予定。その模様は、またこのブログ上でレポートいたしますのでお楽しみに!
eキッズ訪問保育では、これからも障がい児や多胎児、ひとり親家庭など様々な事情を抱えるママと子どもが、一人でも多く笑顔になるよう、多面的に取り組んでサポートしていきます!