「ベビーシッター」とは?
ベビーシッターとは、親に代わって乳幼児の世話をする人のことです。
イギリスでは王室や裕福な家庭が子どもの養育係として何世紀も前から利用していました。
日本でもベビーシッターと意味は少し異なりますが「乳母」という形で子育てをする女性が「日本書紀」の記述にもあり、子どものお世話をするという仕事は、古今東西、長い歴史ある職業なのです。
現代では、子どもの預け先に悩む保護者の選択肢のひとつとして、日本でもベビーシッターという言葉を耳にする機会が多くなってきましたが、「ベビーシッター=富裕層」という印象が強いため、利用者はまだ多くありません。
ここでは知っていそうで意外と知らない保育・子育て支援のエキスパート、ベビーシッター利用の最前線について、お教えします!
ベビーシッターは何をしてくれる?
主に保護者の不在時に自宅で子どもの保育をします。具体的には、
・子どもの食事やおやつ、トイレの補助、おむつ交換、衣服の着替えなどのサポート
・子どもが日常おこなっている遊び(絵本を読む、折り紙を折る、公園に行って遊ぶなど)を一緒にする。
・子どもに付き添ってお昼寝の見守りをする。
などです。
対象年齢はおおむね0歳~12歳と、保育園や幼稚園に比べて幅が広いのが特徴です。
どんな人が訪問保育してくれるの?
日本においてベビーシッターの国家資格制度はないため、子どもと関わることが好きな方や、実際に保育や子育て経験がある方がその経験を生かしてベビーシッターをしていたり、保育士、幼稚園教諭、産後ドゥーラなどの資格を持った方もいます!
また、20代の保育士シッターから60代以上の子育て経験豊富な大ベテランシッターと、年代も幅広いです。
どんな時にベビーシッターを利用しているの?
・出産後仕事に復帰する予定なのに子どもが保育園に入園できず、待機児童になってしまった。
・子どもを連れて行くのが難しい用事があり、どこかに預けたい。
・美容院に行ったり、夫婦だけで食事に行ったり子ども抜きの時間がほしい。
・子どもの習い事の送り迎えをしてほしい。
など、利用の理由はさまざまです。こんな時、ベビーシッターが強い味方になってくれます!
ベビーシッターの利用料金は?
基本料金は1時間1,000円~4,000円ほどが、大体の相場です。
ベビーシッターの交通費も別途かかります。
その他、ベビーシッター会社に依頼する時は入会金や年会費が必要となるところもあります。
ベビーシッターにはどんなメリットがある?
①予約が取りやすい!
公的な一時預かり施設は早くから予約をしないと、利用できなかったり、預けるための約束事や荷物がとても多いですが、ベビーシッターは前日でも予約を取ることができ、利用も簡単!
ベビーシッターが自宅まで伺うため、大荷物を持って移動する必要もありません。
②子どもに合わせたマンツーマン保育
ベビーシッターが自宅に伺って子どもと1対1の保育をおこなうので、子どもにとって慣れ親しんだ環境でストレスなく過ごせます。
また接する人が限られるため、感染症や病気にかかるリスクが低いため、新型コロナウイルスの感染が心配される中、特に安心ですね。
家族以外の大人と触れ合うことで自然と人見知りが直ったり、ベビーシッターが保育園や幼稚園入園に向けて自立のサポートをしてくれるというメリットもあるんです!
③保護者の要望に沿った柔軟な対応
ベビーシッターは保護者の要望に沿ったケアを心がけています。
1日のスケジュールや普段で気を付けておこなっていることなど、細かい部分まで保護者と確認し、1日の終わりに預かった子どもの保育記録を渡し共有し、保護者に子どもの様子がよくわかるようにしています。
しかし、ベビーシッターを利用するのに今までなかなかクリアできなかったのが、やはりその料金。
「認可保育園に比べたら、高いんでしょ?」という声を受けて、誕生した制度がこれ!
【ワンポイントアドバイス!】
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